ルードビッヒ

未来警察ウラシマン/1983年(TV)


塩沢さんに「独特の悪の美学を持つ美形悪役」をハマらせ決定付けたキャラクター。
81年作品のブンドルも独特の美学を持つ美形悪役でしたがこのルードビッヒがそれを決定的にした感じでした。

悪の組織ネクライムのNo.2。
トップのヒューラーの下で働きながらもNo.1の座を目指す野心家。
クールな仮面の下の熱い野望を持ったキャラを塩沢さんは見事に演じておりました。
シリアスな中にも往々にしてちりばめられたギャグの中こっけいなまでにシリアス道を貫いて、そこがまたかえって笑いを誘ってしまったりする事もありました。

ウラシマンはそれまでちょこちょこだった私の同人活動を「どっぷり」にした作品なので想い出深いです。
そういえばコミケに始めて行ったのもウラシマンの時からでした。

番組はNHKBSでも去年でしたか放映していましたからお若い方でも見た事ある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

あと、ルードビッヒといえばアレですな。
3枚目のLPレコードの予約特典、ルードビッヒ全身オールヌードポスター!
レコード屋さんでお店の人におもいっきり広げられて(<バラしてなくて束になっていたものを1枚だけ取り出すために広げた)店員さんもうら若き頃の乙女(笑)な私も凍りついてしまった想い出が。
好きな作監さんのポスターだったのでいりませんとも言えずこそこそと店を去ったのでした…。
ポスター何処行っちゃったんだろ。絶対捨てたりしてないはずなんだけどな。